anezakimanのカマリヤ日記

横浜の外れから諸行無常の日々を綴ります。

待望、ニッポンの春

もう3月も終わるというのに、天気が安定しない日が続いてきた。この時期の春にかけての日本の季節はなかなかダイナミック、諸行無常だ。温かいポカポカ陽気が続いて春近しと思っていると、気温5℃未満の肌寒い日々が戻ってくる。春一番の強風が吹いたかと思えば、冷たい暴風雨が傘も吹き飛ばす勢いで襲いかかってきて右往左往する。

さらにこの時期、ウイルスや細菌も活発だ。コロナもまだまだご健在に加えて、インフルだの花粉症だのと周りもゴホゴホぜいぜいの人が大勢いて、電車の中でのマスク率はざっと8割はいる感じだ。

アブダビでの健康的な生活で免疫力が最強になったと自負していた俺にとっても、久しぶりのこの季節の天候の不安定さとウイルス攻勢で、思いがけずにいろいろと発症している。2月中旬にコロナにかかった(アブダビ時代から数えて2回目)。その1ヶ月後、習さんの国から帰国して数日後に喉が痛くなり、咳も出始めた。新たなコロナウィルス感染かと思い、会社を休んでおとなしくしていたが、喉の腫れが引かずに、会社近くの耳鼻咽喉科で診てもらったところ、急性咽頭炎と診断された。

天候不順と体調混乱が続いたが、この週末は久しぶりに日中の気温20℃以上と暖かくなった。2日前には東京の桜の開花宣言が出たが、平年より5日、去年より15日それぞれ遅い開花とのこと。ようやく春到来と期待している。

そんな待望のニッポンの春を体感すべく、この土日は家の周辺の自然を歩きまわった。金沢動物園を中心とした公園エリアは山の森の中にあり、格好の散策ルートになっている。

ここの桜も開花、多くの人が春の陽気を楽しんでいる。

家族と一緒にこの周辺を散策。

そこから山深い尾根をつたって東に進むと桜並木で有名な大岡川の源流地域にたどり着く。

そこから氷取沢地区に下りていくと、横浜市の特区農園。あたり一面の色とりどりの野菜畑が春の香りを出している。

野菜即売所で採れたての筍と春菊を購入。筍はお味噌汁に、春菊はおひたしにして食す。旬の野菜の美味しさは格別。

まさに目の前で収穫したばかりの春菊。

こうして春の陽気、桜と自然、新鮮な野菜を思う存分満喫。心も体もリフレッシュして、明日からの新年度に向かうのであります。